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しゅっぱつ!すいっと探険隊アーカイブ

2022年11月20日(日)熊谷スポーツ文化公園のアクセス・スポ文の未来像

 しゅっぱつ!すいっと探険隊。今回は、熊谷スポーツ文化公園のアクセスと、公園の未来像を、リスナーの皆さんと考えました。リスナーの皆さんからは、メッセージをたくさん頂きました。出演は、すいっとプロジェクト代表樽見潔、ナビゲーターは蓮沼千尋さん。

 

 11月6日(日)に熊谷スポーツ文化公園ラグビー場Aグラウンドでは、関東大学ラグビー対抗戦が行われ、明治大学と慶應義塾大学の対戦などありました。各試合の観客数は7,000人程度。出店も多数あり、食事も楽しめたようです。有料駐車場は予約制ですが、入り口は混雑。熊谷駅から臨時バスがたくさん走りました。ラグビーロードは大変混雑し、熊谷駅からラグビー場へ向かったバスが熊谷駅へ戻るのが遅くなり、熊谷駅のバス停ではバスを待つ人たちの行列が大変長くなった時間があったそうです。また、ラグビーロードにはワイルドナイツサイクルシェアリングの利用者や、駅からラグビー場を目指す歩行者も見られました。

 

 熊谷スポーツ文化公園は、平成3年(1991年)に開園。平成16年(2004年)秋には第59回国民体育大会「彩の国まごころ国体」のメイン会場となり、令和元年(2019年)秋にはラグビーワールドカップ2019の会場として使われました。また、開園前の昭和63年(1988年)には、さいたま博覧会が開かれています。

 令和3年(2021年)にはパナソニックワイルドナイツ(ラグビー)が熊谷に移転し、さくらオーバルフォートが開設。他にも中高生の各種スポーツ大会やオーガニックフェスタが開催されるなど、県民の憩いの場のほかイベント会場としても活用されています。

 

 熊谷スポーツ文化公園の観客席数を紹介しますと、ラグビー場Aグラウンド24,000席、Bグラウンド1,800席、陸上競技場15,400席。彩の国くまがやドームでは、体育館2,500席、多目的運動場が840席となっています。駐車場台数は、常設1,400台、臨時1,400台で全体では2,800台となっています。熊谷駅からの道のりは約4km、歩いて50分程度となっています。

 

 リスナーさんのメッセージから。

  •  スポ文はスポーツやレジャーはもちろんですが、メディアの収録などにも活用できるのではないか。
  • 遠方から来た方にはまだまだ不便なので、宇都宮市で導入予定の次世代路面電車LRTを考えてみるのもよいですね。
  • LRTやロープウェイなどハードを作ると新規の運営会社が必要となる。熊谷駅から地上または地下にバス専用道路を作るのが現実的。
  • スポ文の未来像、これからの時期はイルミネーションだと思うので、スポ文をイルミネーションで飾り、「夏も暑いが、冬の熊谷も熱いぞ!」とアピールしたい。樽見さんが計画している鉄道化は、まずは年間通して安定的に人が訪れてくれるような場所にしないと。スポーツ大会・歌手のライブ・B級グルメの全国大会など「聖地化」したい。BRTにして連節バスを導入したり、ラグビーロード上にモノレールを通して欲しい。妄想は膨らむばかり。

 

 BRTとは、おおむね専用の走行路を持つ路線バスです。地方の赤字ローカル線をリニューアルする場合や、都市部で車に影響を受けずバスを優先的に運行させるためなどに取られている方式です。

 樽見が想像している鉄道とは、東武熊谷線跡地を再利用して電車を走らせようというものです。かめの道から北上して、熊谷バイパスを交差した辺りで公園へ進路を取ろうというもの。たとえばラグビー場だけでも観客席が24,000席あるわけですから、24,000人をスムーズに公園へ迎え入れ、ゲームが終わればスムーズに24,000人を公園から送り出すことが重要だと思います。輸送力を重視して「鉄道」がふさわしいと思っているのです。

 

 ここで乗り物ごとのおおよその定員を紹介。

  •  路線バス(中型)60人
  • 連節バス2両120人
  • 宇都宮のLRT3両160人
  • 東京モノレール6両600人
  • 通勤電車10両1,500人
  • 通勤電車15両2,250人

 

 さて、さらにメッセージを紹介。

  • 熊谷駅とスポ文を行き来するのに、路線バスとシェアサイクルを利用したがとても快適だった。ラグビーロードはまっすぐなので物足りないくらい。ラグビーロードにはバラエティに富んだお店があるので、トラムが走っていたらとても楽しいと思う。実現可能性はあえて考えず想像。
  • スポ文はお気に入りスポット。一人バスケもできるしウオーキングもできる。昔つきあっていた人との思い出の場所で、ときには涙で前が見えなくなるときもあった。駐車場が広くて助かる。
  • スポ文のアクセスの悪さは日本一。これまで、さいたま博覧会、彩の国まごころ国体、ラグビーワールドカップなど改善のチャンスはあったのに、先を読まない縦割り行政と利権ありきの交通網整備で鉄道路線を作らなかった熊谷。また、鉄道路線の無くなった地域、その後はどうなっていますか?

 

 トラムというのは路面電車のことで、ヨーロッパなどで街に路面電車を走らせてにぎわいが生まれた事例があります。

 スポ文ができてから、思い出はたくさんできたでしょうね。皆さんの心の中でスポ文が大切な場所になってきていること、想像しています。

 厳しい指摘です。しかし、公園でたくさんイベントが開かれる、公園が活用されることを望むならアクセスをセットで検討されることは当然のことではないでしょうか。

 

 番組の最後には、公園の未来についてときたま聞かれる声を紹介。スポ文のとなりにテーマパークやショッピングモールを併設するアイデアは、普段ちらほら耳にします。あのあたりが楽しい「街」になったら素敵ですね。

 

 今回の番組では、特に結論を出すことはせず、皆さんの意見、皆さんが描くアクセス・公園の未来像を共有することを優先させました。

 

 番組内では触れませんでしたが、駐車場はもっと広くても良いかもしれません。そして、新しい交通手段は将来のことですが、比較的早期に出来ることを考えることが重要ではないでしょうか。マイカーがたくさん集まるより、バスが利用されることにより渋滞の車列は短く出来るし、駐車スペースは少なくて済みます。具体的ではないかもしれませんが、路線バスやチャーターバスの乗り入れを優先して、それらバスの出発地を多様化させることを考えてみるのは面白いかもしれません。

 

おかけした曲。

  • 村松健「NIGHT FLIGHT」
  • トランプス「Trammps Disco Theme」
  • 大井健「希望の明日へ」

 

(樽見 潔)

2022年10月16日(日)熊谷市別府地区

(ただいま作成中です。)

しゅっぱつ!すいっと探険隊。出演は、すいっとプロジェクト代表の樽見潔、別府地区に詳しい木部哲也さん、ナビゲーターは蓮沼千尋さん。

 

おかけした曲

  • 安全地帯「あの頃へ」
  • 来生たかお「トワイライト~夕暮れ便り~」
  • 西脇唯「風の住む星」

2022年9月18日(日)群馬県大泉町・東武小泉線西小泉駅周辺

(ただいま作成中です。)

出演は、すいっとプロジェクト代表の樽見潔、大泉町に詳しい中尾大助さん、ナビゲーターは蓮沼千尋さん。

 

おかけした曲

・中森明菜「ミ・アモーレ」

・槇原敬之「どーもありがとう」

・いきものがかり「今走り出せば」

2022年4月17日(日)あらためまして、すいっとプロジェクトです!

新年度から、番組はリニューアル。

放送時刻は1時間繰り上がり、毎月第3日曜日17:00~17:54に。

そして、新ナビゲーターは蓮沼千尋さん。

リニューアルですし、あらためてすいっとプロジェクトの紹介をしました。

すいっとプロジェクトの活動は二本柱。

ひとつは、新しい交通・鉄道新線構想の提案。

もう一つは、電車・バス・タクシーなど地域の生活の足を考える活動。

新しい交通・鉄道構想の主なものは、東京より北の新しい環状鉄道。

それは、代表樽見潔が、大学生の時に思い描いた妄想(空想)でした。

それを2012年にホームページで公開したとき、タイトルが「すいっとプロジェクト」でした。

 

 

今日おかけした曲

・嵐「One Love」

・m-flo「come again」

・安藤裕子「唄い前夜」

2021年11月21日(日)シェアサイクルを利用して、熊谷スポーツ文化公園から、くまぴあまで

しゅっぱつ!すいっと探険隊。今日は、ワイルドナイツサイクルシェアリングを利用して、熊谷市スポーツ文化公園から熊谷スポーツ文化村「くまぴあ」まで探険します。

 

最近、SNSなどでワイルドナイツサイクルシェアリングを利用した報告を見かけるようになりましたし、FMクマガヤのパーソナリティーさんが利用したと話しているのを聴くようになりました。シェアサイクルを交通手段の一つとして、興味津々な私は、早速利用してみることにしました。

 

今回は樽見がひとりで探険しました。まず熊谷駅北口から、国際十王バス葛和田行きに乗り、約15分の赤城神社バス停で下車します。バス停から2分歩くと、ワイルドナイツサイクルステーション&カフェに着きます。

 

ワイルドナイツサイクルシェアリングは、乗りたいときに借りて、行きたい場所で返すことができる自転車のシェアサービス。現在、熊谷市内に、自転車の貸し借りのできるサイクルステーションが10カ所あります。借りた場所で返すことができますし、別の場所で返すこともできます。

 

利用には、スマートフォンとアプリ「ecobike」のダウンロードが必要。まず、アプリで会員登録と利用料支払いのためにクレジットカードの登録が必要です。ひととおり準備ができれば、あとは貸し出しから返却まで、スマートフォンアプリでできます。

 

さて、自転車を借りるときは、アプリの「借りる」ボタンをタップして、自転車のサドルの下にあるQRコードをカメラで読み込みます。すると自動で解錠されます。

 

まず、ぐるっと熊谷スポーツ文化公園を散策したあと、ラグビー場のある西側の公園敷地からほど近い、八木原牧場に寄ってみました。駐輪場ではしっかりと自転車を施錠します。ただし、持ち歩くような鍵は付いていません。

 

八木牧とも呼ばれている八木原牧場。園内では、やぎさんとうさぎちゃんたちが出迎えてくれました。園内のパークハウス(売店)では、ソフトクリームやクッキーなどが購入できます。私も美味しいソフトクリームを楽しみました。

 

曲ⅰ マイケル・ジャクソン「Love Never Felt So Good」

 

さて、探険を進めます。自転車はアプリの「解錠」ボタンをタップすることで自動解錠されます。次にどこに向かおうかと思いましたが、八木牧のとなりに「晴湖の道」があったので、すぐに自転車を駐めました。

 

奥原晴湖という幕末から明治にかけて活躍した女流画家が、晩年をここ熊谷市上川上地区で過ごしたといいます。

晴湖は、1837年(天保8年)いまの茨城県古河市に生まれます。若いときから絵画や書を学び、29歳の時に上京。画家としての活躍のほか、政界の名士や文学界とも交流があり、華々しい人生を送っていたようです。

1891年(明治24年)には今の熊谷市上川上に移り住み、創作活動を続けます。作風は、これを境に、豪快な画風から、精緻な画風に変わっていったそうです。

そして、1913年(大正2年)77歳で生涯を閉じます。上之地区の龍淵寺にお墓があるそうです。

 

熊谷では、荻野吟子との交流もあったそうです。晴湖が使っていた画室の跡地に通じる道は、のちに晴湖の道として再現され、「奥原晴湖終焉の地」の碑が建てられています。

今年5月、茨城県古河市を探険したときに、古河出身の奥原晴湖が上川上地区に移り住んでいたことはわかっていましたが、古河の博物館がコロナ対策のため休館していたので、紹介できずにいました。今回、ようやく晴湖を番組で紹介できうれしく思います。

 

自転車に再び乗り、私は、国道17号熊谷バイパスを横断して南下しました。そして成田小学校前交差点から、箱田地区へ向かうことにしました。富士見中学校の北側を通り抜け、肥塚伊奈利神社でひとやすみ。その先、第二北大通りを渡ると沿道に和菓子屋さんがありました。ばらや。

 

ばらやさんでは、おまんじゅうを頂きました。見た目は茶色くて、温泉場でよく見かけるものです。「ばらや」と縦書きの焼き印が入っていました。そして、ひとくちパクつくと、なんと中には白あんが入っているではありませんか。茶色いおまんじゅうには、小豆色のあんが入っていると思っていたのでびっくりしました。大変美味しいおまんじゅうで、その上ビジュアルでも楽しませて頂きました。

お店の方にお話を伺うと、お店の一番人気は豆大福なんだそうで。その日は売り切れていましたので、次の機会は豆大福を拝みたいと思います。

 

曲ⅱ ショコラ「口笛で恋をしよう」

 

箱田地区からは、石原小学校と大原中学校の間の道路を進みます。程なくして国道17号線の石原一丁目歩道橋交差点に出ました。ここは、秩父街道が分岐していますし、「かめの道」が交差しています。私は「かめの道」を北上することにしました。

「かめの道」は、1983年(昭和58年)に廃止された東武熊谷線の廃線跡です。かつて熊谷と妻沼の間をディーゼルカーが走っていました。

今では、緑豊かな遊歩道となっていて、自転車で走るのも気持ちが良いです。途中、熊谷農業高校の農場をかすめ、牛さんにあいさつをしながら自転車は進んでいきます。

 

第二北大通りから北は、クルマが走れるようになっています。私は廃線敷の道路を逸れ、浄水場の脇を通り、国道407号線を横断し、くまぴあへ向かいました。途中に、また伊奈利神社がありました。伊奈利神社の全国ネットワークでもあるのでしょうか。

 

くまぴあには、ワイルドナイツサイクルシェアリングのサイクルステーションがあり、自転車の貸し借りが可能です。サイクルステーションに自転車を駐め、施錠をし、アプリの「返す」ボタンをタップ。これで返却が完了します。課金もここまでです。2時間あまりの探険。しばらくぶりにゆっくり自転車を楽しみました。

 

このあと、くまぴあのレストランで腹ごしらえ。少しくまぴあを散策したあと、最寄りのテレビ熊谷バス停から朝日バスに乗り、熊谷駅まで戻ってきました。

 

ワイルドナイツサイクルシェアリングの利用料金は、15分ごとに88円(税込)。自転車の貸し借りができるサイクルステーションは、現在熊谷市内に10カ所あります。利用時間は24時間ですが、サイクルステーションの中には夜間閉鎖されているところがあるので、注意が必要です。利用方法やサイクルステーションの場所は、アプリから確認できます。また、ワイルドナイツサイクルステーションと熊谷駅店には係員さんがいるので、利用方法を親切に教えて頂くことができます。

 

今回の探険は、熊谷駅から路線バスに乗り、シェアサイクルに乗り継ぎ、くまぴあ最寄りのバス停から路線バスで熊谷駅まで戻ってきました。

 

自分の自転車ですと、出かけたら自分の自転車に乗って自宅に帰ってくることになります。しかし、シェアサイクルでは、出かけた先で自転車を手放すことができる。つまり片道の利用ができるのです。そのため、電車やバスと乗り継いでルートを組み立てて、便利に使うことができます。私は、片道利用ができることがシェアサイクルの魅力的な特徴だと思っています。

 

もちろん、自転車を楽しんだあと、借りた場所に帰ってくることもできるので、観光や買い物をはじめ様々に利用できそうですね。皆さんもご利用になってみてはいかがでしょうか。

 

曲ⅲ デイビット・ベノア「Every Step Of The Way」

 

*写真の貼り付けがうまくいかず、文字ばかりになりすみません。

 

(樽見 潔)

 

今日おかけした曲

・マイケル・ジャクソン「Love Never Felt So Good」

・ショコラ「口笛で恋をしよう」

・デビッド・ベノア「Every Step Of The Way」

 

2021年7月18日(日)熊谷市スポーツ文化村くまぴあ・旧大幡駅周辺

しゅっぱつ!すいっと探険隊。今日は、熊谷市スポーツ文化村くまぴあ・旧東武熊谷線大幡駅周辺を探険します。

 

今回はすいっとのメンバー2人で探険しました。熊谷駅北口から、朝日バスのバイパス経由妻沼行きに乗ります。10分ほどで、テレビ熊谷前バス停に到着。さらに、少し歩くと、「熊谷市スポーツ・文化村くまぴあ」に着きました。

 

くまぴあは、スポーツや生涯学習の拠点。廃校になった旧熊谷市立女子高校の施設を活用しています。くまぴあの広報担当の方によれば、くまぴあは市の施設ですが民間企業が指定管理者となって施設の運営がなされているとのことでした。

 

グラウンドではサッカーの練習が行われていました。音楽室をはじめ元の教室は、いまでは文化活動に使われています。そして、合宿所施設は、いまではレストランと宿泊施設になっています。

 

私は、所属する合唱団のグループ稽古として、以前こちらで合宿を行ったことがあります。食事も美味しかったですね。取材をした日には、すでにランチタイムを過ぎていましたが、その日の日替わりランチメニューは「ローストビーフ」だったそうです。食べてみたいですよね?

 

さて、遅い食事を取ろうと、私たちは国道407号線沿いの蒙古タンメン中本さんへ入りました。人気のお店が熊谷に来たからには、入るしかないでしょう、ということで辛くて美味しいと評判のタンメンを頂くことにしました。私は、蒙古タンメンを注文。食べ始めると、これまでの食事でかいたことのないくらい汗をかきました。

 

実を言うと、私は辛いのは苦手。それでも、麺を口に運ぶたびに、「あー辛い、でも美味しい。あー辛い、でも美味しい」と繰り返しました。リフレインが叫ぶのです。ようやく、上に乗っている麻婆豆腐がとても辛いのだとわかり、避けて食べるようにしました。しかし、終盤、美味しいスープを飲み干すことは断念せざるを得ませんでした。なぜなら、スープに浮かぶ赤い奴らが、それを阻んだからです。辛かったのです。

 

食べ終わって、店内の張り紙に目をやると、そこには丁寧に「初めての方は、味噌タンメンをお勧めします」と書かれているではありませんか。つまり、蒙古タンメンの麻婆豆腐が載ってないバージョンです。次回は、味噌タンメンを味わおうと心に決めて店をあとにしました。

 

大幡小学校あたりまで歩くと、そこには東武熊谷線の廃線敷が現れます。そしてそこは旧大幡駅があった場所でもあります。昭和58年(1983年)、熊谷と妻沼を結んでいた東武熊谷線は廃止となりました。太田へ延伸する計画は未完のままに。いまでは廃線敷が道路になっています。現在、第2北大通りから大幡中学校付近までクルマで走れるようになっています。熊谷市道路課によると、来春には奈良地区まで開通するとのことです。

 

もはや、大幡駅の痕跡はありません。廃止前の大幡駅は無人駅でした。そして、列車の行き違いができない、1面のホームがあるだけ。それでも、駅前でお店を営んでいた名物おばあちゃんが、切符の委託販売所となり、プラットホームの掃き掃除をするなど、尽力されていたようです。テレビの取材もあったとか。

 

くまぴあの運営は、指定管理者制度が導入され民間企業が担っていることを書きましたが、鉄道の運営にも公民連携のような制度はあります。上下分離方式と言って、鉄道の整備(公的セクター)と、鉄道の営業(民間企業)とに分担する方法です。そのような仕組みでいつの日か、熊谷と太田が結ばれる日を夢見ているのですが。

 

大幡団地前には、素敵なカフェがあります。HIKI CAFÉ。

美味しい珈琲を楽しみながら、しばし落ち着いた時間を手に入れて。なんて優雅なのか。

雨宿りをし、身体を休めることができました。

 

時刻は夕方にさしかかりましたが、私たちはもうしばらく歩くことにしました。住宅地を歩いて行くと、広い墓地をかすめ、その先にはメモリアル彩雲があります。道の両側に建物があり、一方では告別式などを執り行う建物、もう一方は火葬場となっています。利用したことのある人ならわかると思いますが、道路の下には地下道があり、2つの建物を行き来できるようになっています。

 

そして近くには、報恩寺という大きなお寺があり、この付近一体は厳かな雰囲気がありました。

 

県道太田熊谷線に出ると、沿道にはコンビニなどの商業施設があるうえ交通量が多く、一転して賑やかな空気に包まれました。市街地へ向かって歩いて行くと、興味深い自動販売機に出会いました。妻沼の菓子店「さわた」さんが設置した、ちーず大福の自動販売機です。これは買いでしょうということで、コインを投入すると、ちーず大福が2個入ったパックが出てきました。大変冷たくなっていて、持ち帰った頃に食べやすく解凍されるようでした。

 

探険はここで切り上げ、西箱田バス停から朝日バスに乗って熊谷駅へ向かいました。

 

熊谷駅では、もちろんちーず大福を頬張りました。

*写真の貼り付けが上手くいかず、文字ばかりになりすみません。

 

(樽見 潔)

 

今日おかけした曲

・きゃりーぱみゅぱみゅ「PONPONPON」

・矢野顕子「David」

・ギルバート・オサリバン「Alone Again - Naturally」

 

2021年6月20日(日)立正大学熊谷キャンパス・滑川町福田方面

しゅっぱつ!すいっと探険隊。今日は、立正大学・滑川町福田方面を探険します。

 

今回は大学生のメンバーと2人で探険しました。熊谷駅南口から、国際十王バス森林公園駅行きに乗ります。鎌倉陸橋の南にある交差点で左折し、荒川大橋を渡ります。村岡三叉路から南下し、江南台地を上っていくと立正大学熊谷キャンパスがあります。

 

 

守衛さんにお願いして、キャンパスを歩いてみました。とても広くて、緑豊かなキャンパスです。

立正大学熊谷キャンパスのことが私は、取材から帰ったあと、立正大学広報課さんから熊谷キャンパスについて詳しく教えて頂きました。

 

立正大学の本部は大崎キャンパス(東京都品川区)にあります。

熊谷キャンパスは、熊谷市万吉にあり、昭和42年(1967年)に発足しました。広さは約35万平方メートルで東京ドーム8個分です。

 

大崎キャンパスが手狭になり、郊外にキャンパスの設置検討を始め、大宮市(当時)や八王子市なども候補になっていたそうですが、誘致活動が熱心であったこと、東京との交通が便利なこと、そして熊谷が地域の中核都市になっていくだろうとの見込みから、熊谷市に新キャンパスを開くことになったそうです。

 

熊谷キャンパスの設計は、槇文彦さんの設計事務所が担当しています。槇文彦さんは、のちに幕張メッセなどを設計した建築家です。学習・研究の機能だけでなく、学生が自由に集えるような空間、そして全体が小さな都市として機能することなどを目指したそうです。優れた建築のため、昭和43年には毎日芸術賞・建築賞を受賞しています。

 

昭和59年(1984年)には、14階建て、ツインタワーの学生寮が完成。遠くからでも見えますよね。

 

そして、熊谷キャンパスの再開発事業が平成19年(2007年)から始まります。アカデミックキューブなど、先進的な建物が建てられました。設計は、石本建築事務所。こちらでは、2011年度グッドデザイン賞を受賞しています。

 

現在、熊谷キャンパスには、社会福祉学部・地球環境科学部・データサイエンス学部が設置されているとのことです。

 

曲のあとでは、立正大学のように東京郊外に移転した大学について、深掘りしたいと思います。

 

曲ⅰ ガロ「学生街の喫茶店」

 

 戦後、日本の高度成長が進むと、東京など大都市には、地方から就労・就学のために人々が集まるようになり、都市の過密が問題となってきました。そこで、昭和34年(1959年)工業等制限法が制定されました。正式名称を「首都圏の既成市街地における工業等の制限に関する法律」といいます。(近畿圏にも同様の法律が、5年後に制定されます。

 

 工業等制限法は、「首都圏及び近畿圏の工業(場)等制限区域について、工場及び大学等の新設及び増設を制限し、もって既成市街地及び既成都市区域への産業及び人口の過度の集中を防止し、都市環境の整備及び改善を図ることを目的」としていました。

 

 制限区域は、東京特別区及び三鷹市の大部分、武蔵野市の全部、横浜市及び川崎市の約半分並びに川口市の一部(約959㎢)。

 

こちらの法律が施行され、東京の大学は、大学を大きくするために、郊外へ新キャンパスを求めていきました。

 

都心の大学がまるごと郊外へ移転したならまだしも、都心のキャンパスと郊外のキャンパスを持つに至った大学では、学生が不便を被ることもありました。大学4年間の前半を郊外のキャンパス、後半を都心のキャンパスで過ごすことにした大学は多いと思われます。すると、大学生活の途中で住所を変えざるを得ない学生も出てくることになります。

 

さて、工業等制限法は、平成14年(2002年)に廃止されます。バブル崩壊後、東京の活力が低下しつつあるころでした。すると、一部の大学は都心回帰を始めます。つまり、都心のキャンパスを再開発し、校舎を高層化して学生の収容数を増やし、郊外のキャンパスを閉鎖する大学が現れるようになりました。中には、都心に移転するものの郊外のキャンパスは閉鎖せず、そこに新しい学部を開設する大学もあります。

 

立正大学は、法学部が熊谷キャンパスから品川キャンパスに移転したのち、2021年(令和3年)熊谷キャンパスに新たにデータサイエンス学部を開設しています。

 

曲ⅱ 一十三十一「Labyrinth~風の街で~」

 

 

さて、探険は続きます。立正大学を出た私たちは、徒歩で、文珠寺へ向かいました。日本三体文殊菩薩のひとつ。「野原の文殊様」と、受験生に親しまれています。合格祈願のための絵馬がたくさん掲げられていました。とても落ち着く空間でした。かわいらしいあじさいにも出会えましたよ。

 

文殊様から、再び森林公園駅行きのバスに乗りました。森林公園は、コロナ禍のため休園

中とのこと。私たちは、観音前バス停で下車しました。ここは、滑川町福田。あたりを少し歩くと「谷津の里」という看板に出会いました。何だろうと思い、山を登っていくと、「ふれあい農園谷津の里」がありました。

ここは、都市住民のための貸し農園なんだそうで、駐車場には熊谷以外のナンバーを掲げたクルマが多く停まっていました。農機具を貸してもらえたり、シャワールームが使えたりと便利な貸し農園でした。

 

 

谷津の里の入り口の前には、「ヒルトップファーム」というレストランがあったので、私たちは入ってみました。森に囲まれたレストランでは、鳥のさえずりを聞きながら食事ができます。私は、モッツァレラトマトスパゲティのセットを頂きました。一緒に探険した大学生と、いろいろ語り合いました。有意義な時間です。

 

そして、となりには、同じくヒルトップファームの雑貨店がありました。かわいい植物やアンティーク、衣類などもありましたか。きっと女性は大好きだろうと思います。(ボキャブラリーが少なくて説明がつきません。すみません。)

 

 

今日おかけした

・ガロ「学生街の喫茶店」

・一十三十一「Labyrinth~風の街で~」

・サーカス「風のメルヘン」

2021年5月16日(日)JR宇都宮線古河駅

しゅっぱつ!すいっと探険隊。今日は、JR宇都宮線古河駅周辺を探険します。

 

今回はすいっとのメンバー2人で探険しました。まず、熊谷からJR高崎線上り電車で大宮まで乗り、JR宇都宮線下り電車に乗り換えます。熊谷から古河までは鉄道がないので、大宮を経由するV字型の移動になります。

栗橋を過ぎ、利根川に鉄橋を渡りしばらくすると、遠くにマンションが見えてきます。そして、電車は高架橋を駆け上がり、古河駅のホームへ滑り込みます。

 

古河駅に到着した私たちは、まず古河歴史博物館を目指しました。しかし、取材をした日は休館でした。それは、茨城県が独自に古河市を「感染拡大市町村」に指定したため、ゴールデンウィークを含めた期間、古河市内の公共施設が休館になったのです。

 

博物館の近くに、気になるお店がありました。店頭には「小麦まんじゅう」の立て看板が。しかし、おまんじゅう屋さんではなく、そこはお茶屋さんでした。内田茶店(うちだちゃてん)。

私は、そのおまんじゅうを買い求めましたが、注文すると奥の調理場から温かいおまんじゅうを持ってきて下さいました。お店でおまんじゅうを蒸かしている、なんとも本格的です。

店内で食べると伝えると、ご主人がお茶を煎れて下さいました。お茶屋さんのお茶、美味しい。

そして、ご主人に疑問をぶつけてみました。「なぜお茶屋さんでおまんじゅうを売っているのですか?」するとご主人はこう言います。「おまんじゅうを食べるとき、お茶が欲しくなりませんか?」納得のお答えでした。

 

 

曲ⅰ 小沢健二「強い気持ち・強い愛」

 

古河周辺はお茶どころなんだそうで、猿島茶が生産されています。街なかにもお茶屋さんが目立ちました。

さて、古河市は茨城県の県西地域の最大都市です。人口はおよそ14万人。JR宇都宮線で東京から1時間程度。東京からの距離では、熊谷と同じくらいになります。

 

さて、内田茶店のご主人の勧めで、次に私たちは古河公方公園(こがくぼうこうえん)へ向かいました。かつて鎌倉公方が古河に移り住んだ時に御所を構えたところだそう。園内は大変広く、森や沼があります。春には花桃が咲き誇る桃林もあります。家族連れなどで賑わっていました。

 

ここでお昼時になり、飲食店を探すと、公方公園の近くに楽しそうなお店がありました。お肉とスイーツと珈琲のお店ASOVIVA(あそびば)。

赤い看板が気になるお店です。私は、ASOVIVA特製すた丼を頂きました。すたみな丼は、どんぶりにお肉が乗って、その上に生卵か温泉卵が乗っているものです。しかし、ASOVIVAさんのすた丼には、ふわふわのメレンゲが載っていて、なんともかわいらしい。そのメレンゲをかき分けると、卵の黄身が現れます。雲の切れ間からお日様が顔をのぞかせる。メルヘンチックですが、やはりそこはすた丼でしてガツンとくる美味しさでした。

店内には、AKIRA(大友克洋さんのSF漫画)のイラストパネルが壁に掲げられていました。またカウンターにはファミコンカセットが山積みになっています。プレイもできるそう。はじめはカセットは少なかったそうですが、お客さんたちが自宅にあるカセットを持ってくるようになり、ここまで増えたのだとか。

 

 

曲ⅱ さかいゆう「ストーリー」

 

ASOVIVAを出た私たちは、古河市の市内循環バス「ぐるりん号」に乗り古河駅へと戻りました。運賃は100円。小回りの効くバスで、街なかをくまなく巡っていきます。

古河駅の西口に着いたあと、街なかを歩いていると、カフェが目立つことに気がつきました。

 

その中で特に気になったのは、Cafe5040 Ocha-Nova(おちゃのば)。

古民家カフェになるのでしょうか。築年数の経過した建物を改装しているカフェ。装飾が施された店内は落ち着いた雰囲気。照明をはじめ、フォトフレーム、飾り棚など、数々のオブジェは調和のある風景を作っています。それらは主張は控えめで、自然体な印象。いつまでも過ごしていたくなります。私は、豆乳のカフェラテを頂きました。無調整の豆乳が美味しかったです。

 

 

 

古河は日光街道の宿場町でした。また古河城の城下町でもありました。

Ocha-Novaを出たあと、日光街道へ。北へ進むと、道標があります。道標には「左日光道」「右筑波山」とあります。昔から、古河はジャンクションの街でした。そういうジャンクションに街が形成されやすいものです。今でも、古河は国道4号線から国道125号線が分かれる街です。

 

私たちは、道標から筑波山方面へ進みました。すると、蔵造りの建物が集まっているエリアがありました。そのうち、改装してイタリアンレストランになっている蔵があり、素敵な佇まいでした。このように古い建物を今でも利用しているのは素晴らしいと思います。マンションのような新しい建物と、蔵のような古い建物が混在し、両方とも生かされているのは良いですね。

 

 

さて、旅の終盤、古河駅の東口へ戻ってきた私たちは、駅前のファミリーマートに立ち寄りました。そこは1階も2階もファミリーマート。1回は商品が陳列してあるいつもながらのファミリーマートですが、2階はなんと、フロア全体がイートインスペースでした。20人くらいは座れる広さだったでしょうか。学校帰りの学生さんたちなど、寄りたいでしょうね。

 

 

古河の街について、加えてお話しすると、市街地ではJR宇都宮線は高架橋を走るので、市街地には踏切がありません。これを連続立体交差と言いますが、東西の一体性が損なわれないメリットがあります。高架化されてもうすぐ40年になるそうですので、当時では先進的な取り組みだったと思います。

 

最後になりますが、すいっとプロジェクトで提案している鉄道新線「成田レインボーライン」。熊谷から円弧状のルートで成田市へ至るアイデアですが、古河市内で東北新幹線とリンクすることをも含んでいます。是非、お見知りおきを。

 

 

 

今日おかけした曲

・小沢健二「強い気持ち・強い愛」

・さかいゆう「ストーリー」

・今井美樹「瞳がほほえむから」