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2021年3月21日(日)東武スカイツリーライン堀切駅

 

しゅっぱつ!すいっと探険隊。今日は、東京都足立区の東武スカイツリーライン(伊勢崎線)堀切駅周辺を探険します。

熊谷から上野東京ラインで上野まで乗り、常磐線で北千住へ。そこから東武スカイツリーラインに乗り換え堀切駅下車。駅を出て階段を上ると、荒川の河川敷と広い空が広がっていました。

 

 

曲ⅰ 海援隊「新しい人へ」

 

そうです、堀切駅周辺は、あのテレビドラマ「3年B組金八先生」のロケ地として知られています。ドラマの中でも、この荒川の風景はしばしば映し出されました。金八先生や生徒さんたちが土手を歩く風景が思い出されます。探険の日には、野球の試合をしていたり、ジョギングやサイクリングをしている人たちをたくさん見かけました。

 

まずおかけした、海援隊「新しい人へ」は、金八先生第5シリーズ(1999年~2000年)の主題歌でした。第5シリーズは、風間俊介さん演じる兼末健次郎が中心的な生徒でした。複雑な家庭環境に翻弄され、学校では残酷に先生や生徒を追い詰めて行きます。最終的には金八先生に救われていくのですが、風間さんの演技には驚かされました。

 

跨線橋を渡り、堀切駅の西側へ移動します。そこにはドラマで桜中学として使われた足立区立第二中学校の校舎があります。統廃合によりすでに閉校となっていて、いまでは東京未来大学になっていました。

 

 

曲ⅱ 中島みゆき「世情」

 

金八先生シリーズの中で私が強く印象に残っているのは、第2シリーズの「腐ったミカン」。加藤勝役の直江喜一さん、松浦悟役の沖田浩之さん、迫田八重子役の川上麻衣子さんらが出演していた第2シリーズ。加藤勝は転校生で、前の学校では不良だったので腐ったミカンとして排除される。腐ったミカンがあると、他のミカンをも腐らせるから、と。桜中学では金八先生から人として大切にされ心を開いていく。卒業式直前、前の中学に乗り込み、自らを酷く扱った教師たちを放送室に監禁し謝罪を求めるも、警察に逮捕され、護送車で連れて行かれる。そのシーンで流れていたのが、中島みゆきの「世情」でした。

探険の時にも、東京未来大学の前で「ここから護送車が出発したのだな」とそのシーンを思い出しました。

 

東京未来大学をあとにして、探険を進めます。住宅が密集する地区を進んでいくと、柳原千草園がありました。公園というより庭園といったところで、梅が咲いていましたし水仙もきれいでした。元々は工場があったそうで、工場跡地を足立区が区民の憩いの場に整備しました。住宅密集地のオアシスでした。防災上、このような空間は有意義ですね。

 

 

 

また、このあたりでは銭湯をよく見かけました。まだ残っているのですね。それぞれの住居に必ずしもお風呂が備え付けられていなかった時代に比べ、銭湯の経営は苦しい時代ではないかと思いましたが、今では癒やしの空間、あるいはレジャー施設としての意味が大きいのかもしれません。

 

住宅密集地を抜け、大通りに出るとそこには高層マンションが建っていたりもします。マンションが上に伸びると必然的にスリムになるもので、マンションの敷地にはキッチンカーが出張していました。コロナ禍ですので、お弁当で中食(なかしょく)できるのは便利ですね。

 

さて、私のお昼は、「稲荷ずし・松むら」さんで。稲荷ずしとかんぴょうの海苔巻きを販売しています。テイクアウトのお客さんがチラホラやってきますが、店内でも食べられるということで、私は店内でお寿司を頂きました。稲荷ずしだけでも、海苔巻きだけでもお皿に盛り付けてもらえますが、私は「まじり」にして、稲荷ずしとかんぴょう巻きの両方を盛り付けて頂きました。お店の方はとても気さくに話をして下さって、桜中学の撮影では平日でも屋外でのロケは行われていたと教えてくれました。頂いた稲荷ずしの美味しさはさることながら、私は海苔巻きに包まれているかんぴょうの美味しさが印象に残っています。かんぴょう巻きのかんぴょうは甘く煮付けてあって、食べると口の中に甘さが広がっていくものですが。松むらさんのかんぴょうは、だらだら甘さが広がりません。けじめのある甘さでとても美味しかったのです。

 

 

 

曲ⅲ 城之内ミサ「気まぐれ白書」

 

こちらの曲は、TBSテレビのドラマ「スタンドバイミー気まぐれ白書」(1987年)のテーマソングでした。小川範子さん演じる中学生の上田伸江が主人公。伸江は両親の不仲により、国内ホームステイができる「チャイルドハウス」にやってきます。そこでは志穂美悦子さん演じる倉田利子や、伊東四朗演じる音次などとぶつかり合いながらすさんだ心を開いていきます。小川範子さんは私と同性代の女優さんですが、志穂美悦子さんとの乱闘シーンは秀逸ですごい女優さんだなと思ったものです。シンガーソングライターとしてそのドラマの主題歌を歌っていた城之内ミサさんは、その後「3年B組金八先生」の劇伴を担当することになります。

 

金八先生でおなじみの、あの荒川の風景。実はあの荒川は人工放水路だったりします。もともと荒川は隅田川の経路で東京湾に注いでいましたが、昭和5年(1930年)に洪水対策として赤羽付近から新たに掘削された荒川放水路が完成しています。

そして、その対岸に見える高速道路は首都高速道路中央環状線です。東京ディズニーリゾートにクルマで向かうときに使ったことがある方がいると思います。その首都高中央環状線は単独で計画されたものではありません。首都圏の高速道路の「3環状9放射」として昭和38年(1963年)に計画された道路ネットワークのひとつです。

 

 

 

住宅密集地を巡りながら、商店街が現れるなど徐々に賑やかになっていく通りを抜けると、今回の探険のゴールである北千住駅に到着します。

つくばエクスプレスが乗り入れて、大学もいくつかやってきて、伸び盛りの北千住です。

駅近の喫茶店で、温かいコーヒーを頂きながら心地よい達成感に包まれました。

 

 

今日おかけした曲

・海援隊「新しい人へ」

・中島みゆき「世情」

・城之内ミサ「気まぐれ白書」

・海援隊「贈る言葉」

 

(樽見 潔)