すいっとプロジェクト
すいっとプロジェクトでは、FM.クマガヤでラジオ番組を提供しています。
放送局:FM.クマガヤ 87.6MHz
番組名:しゅっぱつ!すいっと探険隊
放送時間:毎月第3日曜日 17:00〜17:54
番組紹介:熊谷をスタート地点にあちらこちらへ街歩きに行って来ます。 気になるスポットのほか、電車やバス、道路や街のつくりにもクローズアップしていきます。 番組を聴いたら、街の見方が少し変わるかも?!
FM.クマガヤ 87.6MHz
埼玉県熊谷市・行田市付近で受信できます。
PCで聴取される方、スマホアプリで聴取される方はこちらから!
https://fmplapla.com/fmkumagaya/
探険隊が訪れた街(ただいま作成中です。)
しゅっぱつ!すいっと探険隊アーカイブ
2023年3月19日(日)熊谷市立熊谷東小学校通学区域周辺
(ただいま作成中です。)
今回、樽見はFMクマガヤ局長の宇野元英さんと、熊谷市立熊谷東小学校通学区域周辺を探検しました。出演は、すいっとプロジェクト代表の樽見潔、ナビゲーター(代打)は宇野元英さんです。
おかけした曲
・わらべ「めだかの兄妹」
・寺尾紗穂「歌の生まれる場所」
・山下達郎「Endless Game」
2023年2月19日(日)JR両毛線前橋駅周辺・自動運転バス実証実験
(ただいま作成中です。)
しゅっぱつ!すいっと探険隊、今回はJR両毛線前橋駅周辺の探険です。そして、前橋で行われている自動運転バス乗車体験についてもお伝えします。
出演は、すいっとプロジェクト代表の樽見潔、アマチュア落語家の桂小前治さん、大学院生の望月友貴さん、そしてナビゲーターはFMクマガヤの蓮沼千尋さんです。
今日おかけした曲
・藤井風「きらり」
・kiki vivi lily「AM0:52」
・カーペンターズ「青春の輝き」
2023年1月15日(日)秩父鉄道行田市駅周辺
(ただいま作成中です。)
今回は、秩父鉄道行田市駅周辺の探険です。出演は、すいっとプロジェクト代表の樽見潔、脚本家の中野優子さん、そしてナビゲーターはFMクマガヤの蓮沼千尋さん。
今日おかけした曲
・岩崎宏美「小さな旅」
・さかいゆう「おはようサンシャイン」
・大貫妙子「Do you smile again」
2022年12月18日(日)JR川越線・東武東上線川越駅周辺
しゅっぱつ!すいっと探険隊。今回は、JR川越線・東武東上線川越駅周辺の探険です。出演は、すいっとプロジェクト代表樽見潔、ナビゲーターは蓮沼千尋さん。
熊谷から川越へは、まずJR高崎線で大宮駅へ向かい、JR川越線に乗り換えて川越駅へ向かいます。川越駅には人が多かった。東武東上線との乗換駅でもあるし、路線バスも多数乗り入れています。東口にはアトレまるひろ、マインといった商業施設があります。また蔵造りの街並み、喜多院、氷川神社など川越観光へ向かう方は東口が玄関口となるでしょう。
駅には「市制100周年」と書かれた横断幕が多数ありました。川越市は、埼玉県西部の中心都市。かつては川越城の城下町として栄え、1922年(大正11年)には当時の川越町と仙波村が合併し、埼玉県で初めての市となります。そして今年、令和4年(2022年)に市制100周年を迎えました。観光地としてもたくさんの来訪者がありますし、毎年行われる川越祭りは大変な盛り上がりを見せます。
川越には鉄道が3路線乗り入れています。1895年(明治28年)には現在の西武新宿線本川越駅、1914年(大正3年)には現在の東武東上線川越市駅、そして1940年(昭和15年)には現在のJR川越線川越駅が開業しています。それら路線を利用することで、川越からは、池袋、和光市、坂戸市、越生町、東松山市、寄居町、狭山市、所沢市、さいたま市、日高市、飯能市など多方面に向かうことが出来ます。
さて、川越駅へ降り立った私は、西口へ向かいました。ペデストリアンデッキ(歩道橋)バスターミナルをまたいで駅前通りへと伸びています。
西口周辺は区画整理が行われた様子があり、東口が歴史を感じさせる川越の街とすると、それとは対照的に新しい街といったイメージです。
そのペデストリアンデッキを進むと、見た目が真っ白な11階建ての複合施設へたどり着きました。こちらは2020年にオープンした「U_PLACE」といい、川越市と民間のデベロッパーが組み官民連携で行われた事業なんだそうです。コンビニやファーストフード店などの飲食・商業施設、川越市の行政窓口、クリニックや調剤薬局といった医療機関、銀行、フィットネスクラブ、そしてホテルが入居。夜になると、イルミネーションや「U_PLACE」のロゴがきれいで、写真を撮る方も多い様子でした。
曲ⅰ シンリズム「LADY」
駅前通りを「U_PLACE」の先へ進むと、さらに新しめの空間が広がっています。「ウェスタ川越」。街区の中に、ショッピングモールのウニクス、埼玉県の地方庁舎、川越市の行政機関、大ホールなどが備わった公共施設棟、そしてにぎわい広場があります。
取材日には、にぎわい広場で「ファーマーズマーケット」が開かれ、100店舗近い出店がありました。地元の農産物やサツマイモなどの加工食品、お菓子など美味しそうな商品がたくさん見られました。100店舗近い出店ということは、にぎわい広場がそれだけ広いと言うことですよね。
ウェスタ川越で私が注目したのは、大ホール。客席数は約1700席で、オーケストラピットや花道を作ることも出来るホールです。読者の皆さんはオーケストラピットをご存じでしょうか。オペラなどで座席の最前列辺りにオーケストラが陣取っているのを見た方があるかもしれません。150から200席ほどの座席を収納し、その床面が上下するのです。ステージと同じ高さにセットすれば、ステージをとても広く使うことが出来ます。反対に、座席より低い位置にセットすれば、オーケストラを配置することが出来ます。大変立派な設備です。
私事ですが、混声合唱団ラ・フォンターナという合唱団に所属してミュージカルを演じています。都合で、ここ何年か私はお休みしていますが。合唱団の定期演奏会は、2年に一度、熊谷文化創造館さくらめいと太陽のホールで行うのですが、実はさくらめいとには、そのオーケストラピットがあるのです。私たちは、そのオーケストラピットに、指揮者や楽器演奏者を配置しますので、ステージ上では合唱隊や演技をするメンバーが広く使うことが出来るのです。熊谷市に、オーケストラピットのあるホールがあることは誇れることかもしれません。
また熊谷市では、過去、熊谷会館が閉館してしまいましたし、ウェスタ川越のような施設が熊谷にもあればよいのに、と思いました。
取材を進める中で、食事の機会も訪れました。お友達の情報から、西口周辺に名店があると紹介を受け、カフェ「パトリシア」さんを訪問しました。ビルの1階に入居するお店は、とても暖かみのある印象。私は、お店で一番人気という「パトリシア風カオマンガイ」を頂きました。
ご飯の上にボイルされた鶏肉と、レタスなどたっぷりのお野菜がのり、ちょっぴり辛いソースで頂くワンプレートのごはんです。鶏肉は、とろーり半熟卵と食べると格別です。食後のコーヒーも、好みを伝えると、美味しいコーヒーを提案してもらえます。
店主は高綱さんという女性の方。すごい人です。聞けば、毎年、川越コーヒーフェスティバルを蓮馨寺(れんけいじ)というお寺の境内で開催しているそう。高綱さんが選りすぐった、全国の30店のカフェが、川越に集結します。
今年の開催日は、12月10日土曜日と11日日曜日。パトリシアさんを取材したのが12月4日でしたので、次週、取材のため再度川越に向かうことにしました。
曲ⅱ JUJU「WITH YOU」
12月11日日曜日に、再度川越を訪問。川越市内の蓮馨寺(れんけいじ)では、パトリシア店主高綱さんの思いがこもった「川越コーヒーフェスティバル2022」が開かれていました。境内には、たくさんの人出。入り口で入場料500円を支払うとピンク色のリストバンドを渡され、私は音楽フェスのときのように腕に着用しました。
全国から30店の出店があると聞いていましたが、実はオーストラリアからの出店者もいるとのことでした。高綱さん、すごいです。
入場したのち、どこのお店で何杯コーヒーを購入しても良いのですが、そのたびにレギュラーサイズを飲むと、すぐにお腹がチャポンチャポンになってしまいますよね。川越コーヒーフェスティバルには、飲み比べができる4杯分のテイスティングチケットが用意されていて、それを購入するとお店では小ぶりのカップでコーヒーを提供してもらえるのです。いいシステムだと思いませんか。
会場では野外ライブも開かれていて、音楽を楽しみながらコーヒーを飲むことも出来ました。
最後になりますが、川越は埼玉県西部の中心都市ですが、熊谷は北部の中心都市です。双方の交流がもっと活発になるといいと思いませんか。川越には、池袋と寄居を結ぶ東武東上線が乗り入れていますから、熊谷と東松山の間に鉄道新線を建設すれば、熊谷から川越まで新しい鉄道のルートが開かれることになります。また、川越で乗り換えることにより、西部各地へも道が拓かれることでしょう。すいっとプロジェクトでは、このような鉄道新線構想をこれからも訴えていきたいと思っています。
曲ⅲ Lamp「今夜も君にテレフォンコール」
今回は、市制100周年を迎え、ますます進化する川越の新しい取り組みを取り上げました。
おかけした曲
・シンリズム「LADY」
・JUJU「WITH YOU」
・Lamp「今夜も君にテレフォンコール」
(樽見 潔)
2022年11月20日(日)熊谷スポーツ文化公園のアクセス・スポ文の未来像
しゅっぱつ!すいっと探険隊。今回は、熊谷スポーツ文化公園のアクセスと、公園の未来像を、リスナーの皆さんと考えました。リスナーの皆さんからは、メッセージをたくさん頂きました。出演は、すいっとプロジェクト代表樽見潔、ナビゲーターは蓮沼千尋さん。
11月6日(日)に熊谷スポーツ文化公園ラグビー場Aグラウンドでは、関東大学ラグビー対抗戦が行われ、明治大学と慶應義塾大学の対戦などありました。各試合の観客数は7,000人程度。出店も多数あり、食事も楽しめたようです。有料駐車場は予約制ですが、入り口は混雑。熊谷駅から臨時バスがたくさん走りました。ラグビーロードは大変混雑し、熊谷駅からラグビー場へ向かったバスが熊谷駅へ戻るのが遅くなり、熊谷駅のバス停ではバスを待つ人たちの行列が大変長くなった時間があったそうです。また、ラグビーロードにはワイルドナイツサイクルシェアリングの利用者や、駅からラグビー場を目指す歩行者も見られました。
熊谷スポーツ文化公園は、平成3年(1991年)に開園。平成16年(2004年)秋には第59回国民体育大会「彩の国まごころ国体」のメイン会場となり、令和元年(2019年)秋にはラグビーワールドカップ2019の会場として使われました。また、開園前の昭和63年(1988年)には、さいたま博覧会が開かれています。
令和3年(2021年)にはパナソニックワイルドナイツ(ラグビー)が熊谷に移転し、さくらオーバルフォートが開設。他にも中高生の各種スポーツ大会やオーガニックフェスタが開催されるなど、県民の憩いの場のほかイベント会場としても活用されています。
熊谷スポーツ文化公園の観客席数を紹介しますと、ラグビー場Aグラウンド24,000席、Bグラウンド1,800席、陸上競技場15,400席。彩の国くまがやドームでは、体育館2,500席、多目的運動場が840席となっています。駐車場台数は、常設1,400台、臨時1,400台で全体では2,800台となっています。熊谷駅からの道のりは約4km、歩いて50分程度となっています。
リスナーさんのメッセージから。
- スポ文はスポーツやレジャーはもちろんですが、メディアの収録などにも活用できるのではないか。
- 遠方から来た方にはまだまだ不便なので、宇都宮市で導入予定の次世代路面電車LRTを考えてみるのもよいですね。
- LRTやロープウェイなどハードを作ると新規の運営会社が必要となる。熊谷駅から地上または地下にバス専用道路を作るのが現実的。
- スポ文の未来像、これからの時期はイルミネーションだと思うので、スポ文をイルミネーションで飾り、「夏も暑いが、冬の熊谷も熱いぞ!」とアピールしたい。樽見さんが計画している鉄道化は、まずは年間通して安定的に人が訪れてくれるような場所にしないと。スポーツ大会・歌手のライブ・B級グルメの全国大会など「聖地化」したい。BRTにして連節バスを導入したり、ラグビーロード上にモノレールを通して欲しい。妄想は膨らむばかり。
BRTとは、おおむね専用の走行路を持つ路線バスです。地方の赤字ローカル線をリニューアルする場合や、都市部で車に影響を受けずバスを優先的に運行させるためなどに取られている方式です。
樽見が想像している鉄道とは、東武熊谷線跡地を再利用して電車を走らせようというものです。かめの道から北上して、熊谷バイパスを交差した辺りで公園へ進路を取ろうというもの。たとえばラグビー場だけでも観客席が24,000席あるわけですから、24,000人をスムーズに公園へ迎え入れ、ゲームが終わればスムーズに24,000人を公園から送り出すことが重要だと思います。輸送力を重視して「鉄道」がふさわしいと思っているのです。
ここで乗り物ごとのおおよその定員を紹介。
- 路線バス(中型)60人
- 連節バス2両120人
- 宇都宮のLRT3両160人
- 東京モノレール6両600人
- 通勤電車10両1,500人
- 通勤電車15両2,250人
さて、さらにメッセージを紹介。
- 熊谷駅とスポ文を行き来するのに、路線バスとシェアサイクルを利用したがとても快適だった。ラグビーロードはまっすぐなので物足りないくらい。ラグビーロードにはバラエティに富んだお店があるので、トラムが走っていたらとても楽しいと思う。実現可能性はあえて考えず想像。
- スポ文はお気に入りスポット。一人バスケもできるしウオーキングもできる。昔つきあっていた人との思い出の場所で、ときには涙で前が見えなくなるときもあった。駐車場が広くて助かる。
- スポ文のアクセスの悪さは日本一。これまで、さいたま博覧会、彩の国まごころ国体、ラグビーワールドカップなど改善のチャンスはあったのに、先を読まない縦割り行政と利権ありきの交通網整備で鉄道路線を作らなかった熊谷。また、鉄道路線の無くなった地域、その後はどうなっていますか?
トラムというのは路面電車のことで、ヨーロッパなどで街に路面電車を走らせてにぎわいが生まれた事例があります。
スポ文ができてから、思い出はたくさんできたでしょうね。皆さんの心の中でスポ文が大切な場所になってきていること、想像しています。
厳しい指摘です。しかし、公園でたくさんイベントが開かれる、公園が活用されることを望むならアクセスをセットで検討されることは当然のことではないでしょうか。
番組の最後には、公園の未来についてときたま聞かれる声を紹介。スポ文のとなりにテーマパークやショッピングモールを併設するアイデアは、普段ちらほら耳にします。あのあたりが楽しい「街」になったら素敵ですね。
今回の番組では、特に結論を出すことはせず、皆さんの意見、皆さんが描くアクセス・公園の未来像を共有することを優先させました。
番組内では触れませんでしたが、駐車場はもっと広くても良いかもしれません。そして、新しい交通手段は将来のことですが、比較的早期に出来ることを考えることが重要ではないでしょうか。マイカーがたくさん集まるより、バスが利用されることにより渋滞の車列は短く出来るし、駐車スペースは少なくて済みます。具体的ではないかもしれませんが、路線バスやチャーターバスの乗り入れを優先して、それらバスの出発地を多様化させることを考えてみるのは面白いかもしれません。
おかけした曲。
- 村松健「NIGHT FLIGHT」
- トランプス「Trammps Disco Theme」
- 大井健「希望の明日へ」
(樽見 潔)
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